メンズファッションの清潔感とは【実際に清潔なことと清潔に見えることは違います】

こんにちは。
色々脱ユニクロを検討はするけど結局ユニクロに落ち着くことが多いUNIMANIです。

メンズファッションにおいて、「清潔感」が大切というのはよく言われていてご存じの方も多いと思いますが、この清潔感の正体って何だと思いますか?

これ素直な人ほど罠にはまると思いますが、実際に衣類が清潔であることと清潔に見えることは違うんですよ。
単純に服が洗濯されているということではないんですよね。
今日はこの理不尽な問題について考えたいと思います。

メンズファッションの清潔感とは

清潔とは

国語辞典を引いてみれば「汚れがないこと、衛生的なこと」などと説明されます。
素直に解釈すれば衣類がきちんと洗濯されている状態と言えると思いますが、洗濯されていれば清潔な人として見てもらえるでしょうか?

答えはNOです。

洗濯を繰り返しヨレヨレになった生地、ダルダルに伸び切った襟元、毛玉、穴あき、破れなどのダメージ、これらはいくら実際に汚れがない状態でも、清潔感を損なう材料として判断されます。

理不尽な話ですが、実際にどれだけキレイにしていようと、鼻をくっつけてニオイを嗅がれるわけではないですし、よほど悪臭を放つ不潔な状態でなければ、少し汚れていようと超清潔にしていようと同じ扱いをされます。

それは実際にどの程度清潔な状態なのかは見た目じゃわからないからです。

見た目の清潔感とは

そこで気をつけるべきはやはり見た目なんです。実際に清潔であるかどうかは大した問題じゃない。清潔であるに越したことはないけど、清潔感を演出するために頻繁に洗濯する、一生懸命体を洗うというのはコスパが悪いです。

見た目で清潔感を感じる人、不潔感を感じる人の差ってどこだと思いますか?
僕はこれって言語化するのが難しいポイントだと思っていて、何となくそう感じるという人が多いのではないかと思うんです。

ただ、印象を大きく変えるなと感じるのは

  1. 長さにもよりますが月1くらいはメンテナンスしたいです。

  2. 日々の積み重ねが大事です。きちんと保湿しましょう。

  3. ヒゲ
  4. 伸ばすなら手入れされている必要があります。難易度高いのでおすすめしません。

  5. ツメ
  6. 実はめちゃくちゃ見られてるって知ってましたか?短いのは絶対条件、できればケアまで。

  7. これかかと減ってる人多いですよ。清潔感も去ることながら仕事できない人に見えるのできちんと修理しておきましょう。

これらのポイントでコケてしまうと、いくら服で挽回しても無駄になるくらい印象が大きいところだと思うので気をつけましょう。髪とか肌というのは難しいところもありますけど、頑張れば現代ではその辺も何とかなるものです。少なくとも30を過ぎて気をつけている人とそうでない人は大きな差が生まれます。(それぞれのケアについては別の機会に詳しく語りたいと思います。)

一見そんな細かいところ誰も見てないだろと思いがちですが、これが大間違いなんですね。

ほとんど人の視線が留まるポイントなんです。実際に僕は「いやいや、ツメは別に見てないんじゃない?」と思っていたのですが、短く切ってネイルケアセットで磨いて見たことがあるんですが、もう即日職場の女性に突っ込まれました。

うわホントに見られてる!と思った衝撃を覚えています。確かに男同士だと見ていないかもしれませんが、女性はほぼ例外なく男性に清潔感を求めるのでここは気をつけるべきポイントですね。

男性が考えもしないような細かい部分が実は見られているということです。上記に挙げたポイントは気をつけておくと効果抜群だと思うので覚えておいて下さい。

メンズファッションに清潔感が求められる理由

生物としての本能

女性は生物的に受け身なので、男性と違って不潔なものを受け入れてしまうことには生命的なリスクがあります。汚いものには触れられたくないわけですね

このあたりは相手の目線に立って考えられるかがキモになりますが、意外と考えられてなくないですか?

人間ですから

本能の話ばかりしても人間には理性がありますから、その辺を超える話も時々聞きますよね。例えば生理的に無理な人だけど仕事上関わらなきゃいけないから頑張って普通に接するとかそういうことですね。

人間にはこういうことが出来てしまうので気づきにくいんです。女性には対面した相手に笑顔をプレゼントするサービス精神を持つ人が多くいます。ややこしいですね笑
「好かれてると思ったら嫌われてたんかーい」ということも鈍感な人ならあり得るわけですね。

この生理的に無理と言われる可能性をなるべく遠ざけるために清潔感が必要なんです。

服で清潔感を演出することは可能か

キレイめアイテムの使用

僕はとにかくキレイめアイテムが好きです。いわゆるドレスアイテムです。具体的にはスーツで使うシャツ、ジャケット、スラックス、革靴なんかですね。これらをコーディネートの中に混ぜ込むことによって、全身カジュアルよりもだいぶ清潔感が出ます。

メンズは見渡す限り全身カジュアルが圧倒的に多いので、ドレス感での差別化は実は簡単です。

裾のクッションを排除

これわかってる人メンズでは少ないと思いますが、裾ってめちゃくちゃ印象変わるんです。特に丈は重要なポイントで、丈が長すぎて溜めを作ってしまうと一気に清潔感が損なわれます。太めのジーパンで丈の長さが靴で留められていて、かかとの部分が地面に擦ってずたずたに擦り切れているところを想像してもらえればいいと思います。

僕が中学生くらいの時に「バギーパンツ」という極太のデニムが流行って、あの頃はみんな腰パンをしてかかとを引きずって歩いてたと思いますが、それは若さがあって許されたものです。大人がやるとより汚く映るので、この頃のファッションを引きずったまま大人になるとまずいのですが、学生の頃のファッションがアップデートされていない人ってメンズでは多いんですよ。

ガッツリくるぶしを出すような詰め方をする必要はありませんが、靴にかからないジャスト丈を目指すか、アンクル丈が苦手な人でもハーフクッションくらいに留めるのがいいと思います。

欲を言えば裾の幅もケアしたいところ。最近はワイドなシルエットが流行っているのでそこまで厳しく見なくても許されるかもしれませんが、僕は細身のスラックスなら裾幅は15~16cmに調整しています。すごく細かいところですが、ここは1cmの差が印象に大きく影響する超重要ポイントなので、こんなところで隙を見せるのは勿体ないです。

余談ですが、GMOインターネットでは社員が洗面台を使ったら水滴を拭き取らなければいけないルールがあるそうで、これは来客があった際に、こういった細かい部分から足元を見られないよう、一切の隙を見せないためなんだそうです。熊谷さんの著書に書いてあって衝撃を受けたことがあります。清潔感に隙は見せちゃいけません。水滴を拭き取るように裾幅が余ったら詰めましょうよ。

必殺の白を差し込む

モノトーンに落ち着くのはトレンドや季節感を考えるとどうなのかな?という気もするのですが、やはり白が放つ清潔感の強さは捨てがたいんですよね。

白パンツに挑戦するならユニクロメンズのウルトラストレッチコンフォートパンツがおすすめの記事で僕が白パンツにチャレンジした時は、ミリタリーの土臭さ男臭さを白の清潔感で中和することを狙いました。

白にはそういった効果があるので、清潔感を演出するのであればこんなに強い味方はいないんですね。うまくコーティネートの中に入れていきたいです。

結論

清潔感の前提として髪や肌というのはキレイにしておく必要がありますが、服のポイントを押さえることで清潔感を演出することは出来るとわかりました。実際に清潔なことに越したことはないけど、最悪清潔じゃなくても清潔に見せることは出来てしまうということですね。

人は見た目から入ります。メラビアンの法則という心理学の法則をご存知でしょうか?人は出会ってすぐ3秒ほどで相手の印象を決めてしまうと。そして見た目などの視覚情報が影響を与える割合は55%に上るそうです。これはもう見た目が半分以上と言っても過言ではないです。

知ったからには利用しない手はないです。逆手に取って好印象を与える武器として使っていきましょう。

ウィメンズのファッションは平均が高い位置にあるので差別化が難しいと思いますが、
メンズファッションはわかっている人が少ないからこそ、少し気をつけるだけで大きな差がつけられます。周りを清潔感でごぼう抜きしましょう。

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