こんにちは。
5月に入り初日が暖かくてホッとしています。
今月からクールビズ開始という人も多いのではないでしょうか?
日本の春はあっという間に過ぎ去りすぐに夏がきます。
初夏の過ごした方、特に朝晩は服装が難しいですよね。
Contents
メンズが選ぶべき初夏のアウターについて
見た目と機能性はトレードオフなのか?
例えばパーカーだったらプルーバータイプとジップアップのタイプがあるじゃないですか?
これは多くの人が言っていますが、プルオーバーの方がかっこいいですよね。
理由はフードの立ち上がりがジップアップだと崩れやすいからです。パッと着てサマになるのはプルオーバー。でもプルオーバーは暑いからと言って脱ぎにくいじゃないですか?
機能性は圧倒的にジップアップタイプが優れているわけです。これ着てみるとわかりますが本当に便利なんです。
特に男性は機能性重視の人が多いと思いますので、街で見かけるオシャレに興味のない人達はジップアップタイプのパーカーをフードをペシャっと潰して着ているケースを多く見かけます。
服に興味のない人達が着方にコツのいる難易度の高い服を着ている。これが評判の悪い最大の理由だと思います。
機能性を重視すれば見た目が損なわれるというトレードオフの関係はある程度成り立っていると思っているのですが、
「見た目を損なわずに機能性を上げる」という努力がされた結果、最近では目覚ましい進化を遂げていると思います。
僕はまだ過渡期かなと思っているのですが、見た目もよく機能性も兼ね備えていると言われる、ユニクロの感動シリーズのような商品が出るとヒットするわけですね。僕はユニクロ×セオリーコラボは買いなのかの記事でご紹介したように感動シリーズが好きではなく、理由がまだ化繊の風合いが出てしまっているからです。これは進化の余地がまだまだ残っているような気がしてならないのです。
この問題は素材がもっと進化してくるとトレードオフの関係は崩れると思います。今はまだ機能性重視すると見た目を損なう問題が解消されていないので、ジップアップのパーカーを羽織りたい欲をグッと堪えて見た目を重視したコーディネートをすることをオススメします。
僕はパーカー羽織りたい衝動を抑え、カーディガンやイージージャケットを羽織ります。パーカーのちょうど良さは本当に捨てがたいんですけど、それだけに手を出すのは危険なんです。
素材と色で考える季節感
5月に入り毎年見かける問題なのですがダウンはもうこの時期ダメです。朝晩は寒い日もあるので機能的にはまだ着られるという話はわかるのですが、オシャレを少しでも考える人であれば季節感を考えないのはあまりよろしくありません。
僕は女性からの目を大変気にします。「清潔感にこだわる=女性の目を気にしてる」ってことと言っても過言ではないです。
男性よりもファッションの平均点が遥かに高い女性は、この季節感に敏感な人が多いです。見ていると必ず明るい色を取り入れていたりみんな自然に出来ている不思議。男は意識していないと年齢を重ねるごとに茶色、グレー、ベージュなどに偏ります。
バカにするわけじゃないのですが、ツアー旅行のお客さんとかでおじいちゃんの集団を見ていると、みんな打ち合わせしてきたんじゃないかというくらい色が統一されています(笑)
話を戻しますが、この時期にモコモコのダウン、目の詰まったウールのロングコートなどは季節感無いですよね。
同じユニクロのニットでも、エクストラファインメリノウールとウォッシャブルコットンメリノは違うんですよ。
興味がないと同じ黒のニットじゃん!ってことで代用しがちです。でも見る人が見ればわかります。あ、この人冬のニット着てるなって。
だからって面と向かって突っ込んだりしないのがファッションの難しく厄介なところですよね。思っても言わない問題。これは指摘したところで絶対に得しないってわかってるからです。
派手な色を指すのが怖かったら白でもいいです。素材がわからなくてもその時期に服を買えば季節に合った素材しか売ってません。今ユニクロに行ってワゴンではなく大きく売り出してる棚から服を選べばいいんです。
僕は初夏になったらリネンを取り入れ始めます。
この写真はインナーにセール価格1,290円で購入したリネンコットンスタンドカラーシャツを着ています。アウターはポケッタブルのかなり薄手のコートで、コートとはいえ薄手で中もリネン素材で、足首も出して季節感を意識して合わせています。
つまり白黒のモノトーンでも素材は変えようがあるってことです。色を差すのは僕も勇気がいります。職場のクールビズで失敗したら逃げ場ないですからね。色で遊ぶならプライベートの方が良いです。まずは素材から挑戦しましょう。
コットンやリネンを取り入れてみてはいかがでしょうか?最近はジャケットも肩パッドのないイージージャケットが充実していますよね。僕はユニクロのライトウェイトジャケットをクールビズでけっこう使っています。あれ?今年は出ていないのかな?感動ジャケットに圧されて姿を消してしまったのでしょうか?
メンズが意識すべき清潔感と季節感の関係
清潔感と季節感
本ブログで度々出てくる清潔感ですが、メンズファッションにおいてこれが一番大事です。ここに異論のある人ってあまりいないのでは内でしょうか?オシャレとかなんだとか以前にこれがないと勝負の土台に乗れない大問題だと思います。
では季節感との関係はどうなっているでしょうか?
これは僕が勉強したわけではなく、身の回りで感じている問題です。5月に入ってダウンを着ている人は少なくとも季節の変わり目を意識してはいないですよね?果たしてそういった人が、この後そのダウンをクリーニングに出すでしょうか?
僕は甚だ怪しいと思っています。季節感を意識できない人は清潔感もないんです。いささか強引な論理に見えるかもしれませんが、僕はファッションに興味のないところから来たのでわかるんです。興味を持っていない人にとって、こんなこと本当にどうでもいい問題なんです。
優先すべきはやはり
これはもう検討の余地なく清潔感です。メンズファッションの清潔感とは【実際に清潔なことと清潔に見えることは違います】の記事でご紹介したとおり、洗えばいいと思ったら大間違いなので注意しなければいけません。
ファッションはそういう意味では理不尽ですが、勉強や投資などど比べれば圧倒的な即効性があるのも事実です。そしてその効果は口で表現しようと思っても難しいんですよ。
大学生の頃、僕は大好きな「刃牙」のキャラクターのTシャツを着たりしていましたが、ある日ストライプのシャツにハットを被って学校に行った時に、あまり普段話さない女子から「今日なんか違うね。」と話しかけられたことがあります。今思えばいつもよりだいぶドレス感の強い服装だったのですが、当時何が違うか問われればやっぱり僕もいつもとは「なんか違う」としか表現できなかったのですよね。
普段話さない女子が伝えたくなるくらいこの清潔感て大事なものだし、口で表現できるような問題ではなく、なんとなく感じ取れる良さなんですよね。
カジュアル一辺倒の中にキレイ目なものを差し込むとドレス感が増して清潔感が出る。清潔感が増すと言葉では言い表せない「ウケの良さ」が出る。
これってものすごい武器だと思いませんか?なんかわからないけどいいっていうのがポイントです。メンズにおいて頑張ってやってます感はNG項目だからです。
まとめ
要約
- 日本の春はあっという間に過ぎ去りすぐに夏が来ます
- 暖かくなっても朝晩は寒いので羽織りが必要になる
- 多くの人はジップアップタイプのパーカーなど機能性重視でカジュアル一辺倒に傾きがち
- ぐっと堪えて清潔感と季節感にこだわる必要がある
- 見た目と機能性を合わせ持つイージージャケットなどを利用する
- 最優先は清潔感だけど季節感にも気をつける
- 口では言い表せない「ウケの良さ」をまとう
初夏におすすめのアウター
- コンフォートジャケット
- 感動ジャケット
- ライトウェイトジャケット
こちらは5月中順発売なのですが、肩パッドのないストンと落ちたようなシルエットでかっちり感が程よく緩和されたジャケットになります。非常に着心地がよく、ジャージを着ているような感覚で僕がユニクロのジャケットの中で一番好きなものです。夏の快適さでいうと感動ジャケットに及ばないかもしれませんが、冷房の効いた室内で着るには良いと思います。
着丈短めまで選べるようになっているので僕はこちらが好きですね。
上記の内容で全然すすめてなかったじゃん!と思うかもしれませんが、かなりいい線は行ってると思います。特に価格とのバランスでは売れるだろうなと思える一品です。ただ、やはり進化途中と思えてなりません。それでもパーカーを羽織に使うよりだいぶマシです。マコなり社長激推し商品で、You Tubeで勧めていましたが、マコなり社長が着ている姿を見ると確かにかっこいいんですよね。よーく見なければ化繊も気にならないかもしれないですし、特に夏場はみんながカジュアルに傾く時期なので、その時期にこれはありかもしれません。
これ今古い情報しか載っていないのですが、夏に向けて発売されると思うんですよね。感動ジャケットよりももっとラフな簡易アウターといった感じです。袖にボタンがなく、腕まくりしやすいので肘下くらいまでまくって使うのが好きです。また、畳んでしまう時にかなりコンパクトになるのも持ち歩きに便利で、雑に扱っても問題ないつくりなので腰に巻いたりしても大丈夫です。
現場からは以上です。