コロナ禍で生活が変化した人は多いですよね。僕は収入面では大きな変化はなかったのですが、ひとり暮らしでほぼ100%外食だったので、外で食べなくなるという点が最大の変化でした。
独身男性による独身男性のための自炊
自炊の導入
コロナ禍で自炊するようになった人も多いと思うのですが、僕もここ10年封印していた自炊を解禁してしまったんですね(笑)
僕はこれまで昼夜の平均が一食700~800円くらいかかっていました。ほぼコンビニですね。
一日1,500円くらいです。これを月30日とすると45,000円です。
実際には飲みに行くことも多かったので、1回5,000円として少なく見ても週1、月4として20,000円。60,000円以上は食費消えていたんですね。交際費も混じっていますが。
ずっとひとり暮らしの自炊は効率悪いと思っていたのですが、いざやってみて気づいたのは夜だけで食材を回すからロスるんだということでした。
つまりひとり暮らしが自炊するなら昼も夜も自炊で回す必要があるということです。
昼と夜の自炊サイクルが回り始めると、劇的に食費が浮きます。
お金がかかっていないような錯覚に陥るほど一度まとめ買いをするとしばらくの間一切お金かからない期間が作れます。
自炊の内容
僕は食生活についてマコなり社長の影響を受けているので食事前に山盛りの野菜を食べる習慣があります。レタスやリーフ類の消費量は一般的な独身男性が全く及ばない領域に達していると思います。
なので必ず野菜がついてまわるんです。これはお弁当でも変わらず、ジップロックのスクリューコンテナに野菜を詰めて行きます。ドレッシングはお弁当用には市販のドレッシングを勤務先に置いてありますが、夜はほとんどオリーブオイルと塩コショウのみです。
メインはレパートリーが少ないのですが、生姜焼きとかそぼろとかお弁当にしやすいものを作り置きして、やはりジップロックのコンテナに1週間分くらい作り置きをしてしまうとその後が楽です。ちなみにこの時保管するコンテナはスクリュータイプではなく普通のタイプです。何日か連続で作り置きをすると、その日の夜に食べるものと翌日のランチに同じものを食べなくて済むようになります。
ポイントはその時食べる量だけを作ろうと思わないこと。この先1週間を見通して作ることです。
習慣として根付くまでは辛いですよ自炊も。
食材を買ってきたけど翌日のランチを作り忘れて、一度寝床についたのに起き出して夜中2時頃に卵焼きを巻き出すみたいなこともやってました笑
弁当箱の正解
なんとなくこれだな!という直感に従って2段のサーモスの弁当箱を買ったのですが、これは直感が外れました。
というかちゃんと弁当の体を成しているものを作れる人向けです。
僕はサラダと白米とメインのおかずがあればいいので、2段の弁当箱を持て余してしまいます。そしてサラダもこの中に入れようと思うと逆にスペースが足りません。
そこで今の所暫定ですが、ジップロックのスクリューコンテナが正解です。
これは汁物を入れて雑に扱って通勤しても漏れません。
僕はこれにご飯とメインのおかず、生姜焼きやそぼろ、カレーなどもですね。これは乗っけてしまいます。
(※300mlは僕には最適ですが、もりもり野菜食べたい人は1サイズ上げてもいいかもしれません。)
そしてもう一つのスクリューコンテナに、目一杯サラダを詰めていく形です。
かなり優れものだなとは思っているのですが、ジップロックのコンテナにもデメリットがあります。
縁や溝の部分が掃除しにくい。プラスチックなのでそもそも臭いがつきやすく、その上洗いにくいのはすごく困ります。
僕は綿棒を使って洗い、週1くらいでハイターで消毒までしています。
これどうにか改善されないかなーと願うばかりです。
孤独のグルメ
料理ができなくてひとり暮らしが詰んでしまう独身男性は意外と多いんです。
大学生の頃仕送りを頼りに外食で乗り切ってきた人も、社会人になって全ての支払いを自分ですることになると金銭的に追い込まれて実家に帰ってしまうという人を多く見てきました。
生きるための食から、食の楽しみへ
自炊って慣れないとご飯を炊いて缶詰で食べるみたいなイメージがあって、生きるために仕方なくやっているみたいな感じもしますよね。これを続けていると全然楽しくないんですよ。外食できないことが苦痛で仕方なくなる。健康上の問題がないのに食べることが楽しくないというのは損な生き方だと思います。
僕が学生の頃は料理しようと思ったら雑誌見るくらいしか方法がなかったものですが、今はYou Tubeやクラシルなどの動画が充実いていて便利ですよね。ちなみに僕はリュウジさんの動画をよく見ています。もう料理とか関係なく面白いです(笑)
動画を見ながら一度作ってみると自分の中に経験とデータが蓄積されてきます。
たぶん次から動画を見なくてもある程度出来てしまうと思います。これを繰り返していくと調味料などの味の足し引きが出来るようになってきて、何を作ってもそれなりには出来てしまいます。アイデアが浮かぶようになってきます。
食材に関してもカレーと豚汁なら途中まで一緒だな・・とか思いつくようになってくるので、食材を買う時の無駄がだんだんなくなってきて応用ができるようになってしまうんですね。
この辺に達してくると食材を無駄なく使い切れた時の快感があります。なるべく美味しいものを作ろうと努力します。
そして旬のものを食べたいみたいな欲も出てきます。
孤独耐性強者
これだけ豊かで娯楽の多い世の中だと、時間が足りなくて困りませんか?
僕は人から孤独に強いと言われることがありますがこれだけやることがあるのに何が孤独なのでしょうか。
情報が溢れすぎているので、何をして、何をしないのかよく考えて決めないといけません。
「自炊は楽しいからやる」と決めれば人生は豊かになりますが、「生きるために仕方なくやる」と虚しくなります。
楽しいからやることを増やしていくと「一人」が充実してきます。
こうやって一人が楽しくなってしまうと孤独とは無縁です。どこまでも一人でいられます。
娯楽はNetflixやアマゾンプライムなどに入っていれば無限に見ていられますよね。You Tubeなら無料ですしね。
繰り返しになりますが、一人でいられないという意味がわからないくらい一人が充実している時代です。
耐性も何も一人でいたい。
そんな感じなので、食は一人を充実させるための重要なファクターです。ここが崩れていると一人が辛くなるので盲点になりがちですけど要注意です。